知ってましたか？今、萌えはんこがひそかなブーム！

最近話題の「萌えハンコ」や「痛印（いたいん）」と呼ばれる印鑑、気になりませんか？

「痛車」（いたしゃ）とは、いわゆるアニメやゲームのキャラクターをボディーにあしらった車のことですが、そこから派生したのがアニメの萌えキャラクターを印面にあしらった、オーダーメイド印鑑「痛印」（いたいん）です。

テレビなどで放送されたこともあり、ひそかなブームになっている萌えハンコですが、可愛い女の子やイラスト入りのオリジナルハンコが銀行印などにも使えるとあって注文が多くなっているそうです。

画像引用：あなたのイラストを印鑑にしませんか？ オーダーメイド印鑑を作る通販店「痛印堂」より

今まで印鑑は、文字（社名や個人の氏名など）を主に彫るのが常識でした。
しかし、この痛印は美少女キャラクターやご当地ゆるキャラなどイラストがメインになって鎮座し、文字はその横でキュッと肩をすぼめているようなインパクト大の印鑑です。

同人誌関係のネットショップを運営する会社が、老舗の印鑑会社と提携・スタートしたのが、萌えハンコを制作、販売する「痛印堂」です。

ブレイクのきっかけは同店運営責任者が、この印鑑が実名入りならば銀行印や会社の登記として使えることをTwitterでつぶやいたことです。
すると瞬く間に何千件ものリツイートがされ、注文が殺到するようになりました。

絵が入っているとはいえ、実名が入っていれば痛印は実用的な印鑑でありますので、
痛印堂の独自調査にて、いくつかの大手都市銀行の口座開設や大手宅配便会社の受け取りにて、使用を認められた事が確認できています。

販売されている印鑑は大きく分けて2種類あり、1つは既存の美少女キャラやご当地キャラ、動物や猫のイラスト、郷土愛やルーツを重んじる人に人気の都道府県や家紋をあしらったものなど、テンプレートに沿って作成してもらえるタイプ。

もう1つは、印材やサイズを選択し、自分で描いたイラストデータを送信することで作成してもらえるオーダーメード痛印です。
「オーダーメード」と聞くと、なんだかお金がかかりそうなイメージを持ってしまいますが、なんと税別1380円から作ることができてしまうのだそう。普通に新しく印鑑を買い替えようと思っている人からすれば、そんなに高い物でもないようです。ス

タンプ式の大きな物は5000円前後で、自分が好きな萌えキャラがハンコに出来て、認めや銀行印で自分オリジナルの物が使えるとあって萌えファンにはもはや常識、みたいです。

店頭に行かなくても注文、受取ができるのは魅力的。
イラストを描く趣味がある方には朗報ですよね。
世界にひとつだけの印鑑、なかなか心惹かれるものがあります。

メイドインジャパンということで海外からの注文も殺到しているんだそうです。刻印は将棋の駒にも使われている拓植という木でハンコ職人さんのお墨付きなんでそうで、イラストなどはコンピューターで自動刻印らしいです。

インターネットや電話注文で対応されているようですが、1度に何本もコレクションするマニアの方もいるようで、大変な注文量になっているのだそうです。
あるテレビ番組の放送後通常の5か月分の注文が来てビックリされたと自身のツイッターでつぶやいてらっしゃいました。

また、一人一本のオーダーが通常の印章業界ではかなり珍しいことに、痛印堂では一人数本の注文や、幾度にもわたっての注文等、リピーター率がきわめて高いことも特徴であります。
これは、元のイラストをしっかりと再現するクオリティーの高い仕上がりに評価をしている購入者が多数いる事を表しています。

秋葉ブームはアイドルや喫茶店だけではなく、痛車からハンコの世界にも進出してきたのに驚き、日本オリジナルの文化に海外からも支持されている現状に、これからもアニメの世界や新たな文化が現れる予感を感じました。

あなたのイラストを印鑑にしませんか？ オーダーメイド印鑑を作る通販店「痛印堂」